なぜニコレットはコンビニではなく専門店にしかないか

ニコレットは禁煙中に襲い来るタバコの誘惑悩む人にとって心強い味方になる存在です。
日本国内では1994年から医療用禁煙補助剤として発売され、その後2001年にはOTC医薬品としてドラッグストアなどの医薬品専門店で取り扱われるようにもなりました。
一応ドラッグストアでも手に入るようになったということでかつてのように病院に行って処方してもらう必要はなくなりましたので入手もかなり容易になったのですが、しかし多くの人が抱く疑問となっているのが「どうしてコンビニでは売っていないのか」というところです。
日本国内ではドラッグストアよりもコンビニの方がはるかに多く存在しているわけですし、もしコンビニでニコレットが手に入るのであればそれこそいつでも補充ができることになるでしょう。
ではどうしてコンビニでニコレットが販売されていないのかと言うと、理由は単純でニコレットにニコチンが含まれているからです。
含有量は2mgとタバコ1本に比べれば少量ですが、ニコチンは非常に危険な成分であることを忘れてはいけません。
成人男性でも40~60mgを直接飲用すると中毒死するほどの毒物ですから、取り扱いは専門家の管理が必要になるのです。
加えてよく見落とされがちですが、タバコやニコチンパッチとの併用は複数経路からのニコチンの吸収によって非常に危険な状態になりやすくなってしまいます。
販売の際にはこうした危険性を理解している人が消費者に対して説明できるようにしていなくてはならないわけですから、薬剤師などの有資格者が管理をできる専門店以外では取り扱ってはならないというルールがあるのです。
今後法律や薬の取り扱いが変化すればコンビニで取り扱われるようになる可能性もないわけではないですが、現状では専門店で買うほかないのだとして理解しましょう。